早期退職の離職区分と失業保険手続き 最初のハロワーク訪問

2024年4月4日木曜日

失業手当・失業認定 退職時の手続き・対応

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ハローワークで失業保険の初回登録について

ハローワークへ最初の失業保険の登録手続きに行ってきました。

2024年3月に50代で会社を早期退職し、ハローワークで求人登録と失業保険の手続きを実施してきました。

早期退職の離職区分と失業保険手続き 最初のハロワーク訪問















ハロワークでの手続きは極めて事務的で流れ作業のような感じで手続き完了しました。

説明に関しても最低限の説明で、基本は「雇用保険の失業者給付受給資格者のしおり」などを読んでてくださいという感じでした。

聞きたいことがあれば、聞けば回答して貰えます。

早期退職の離職区分は会社の就業規則等により離職区分2Eの定年退職になる場合と、離職区分4Dの自己都合退職になる場合があるようですので離職票2の記載内容の確認や、離職票の記載を事前に会社に確認しておいた方が良いと考えます。自分は早期退職優遇制度、選択定年制度等により離職(離職区分:2E)です。

 

ハローワーク初回登録時に必要な物

ハローワーク初回登録時に必要な物は以下です。マイナンバーカードを持ってれば特に写真も不要で便利でした。

離職票1,2は事業主記載部分を記入した物を会社から郵送してきました。会社を退職してから自分の場合、27日後(4週間ほど)して届きました。遅い方なのかなと思っています。

・離職票1

・離職票2

・マイナンバーカード(個人番号確認兼、身元確認用です。)

・失業保険の振込に指定する預金通帳またはキャッシュカード(自分はカードのみ持参で対応しました。)

・印鑑(記載の修正が必要な時用で通常不要です。)

・写真 3cm × 2.4cm 2枚(マイナンバーカードを毎回提示すれば写真は不要。自分はマイナンバーカード提示にしたので持って行ってないです。※)

・オンラインで登録した、求職番号のQRコードと番号を印刷した紙(必須でないですが、手続きが簡素化されます。)


※マイナンバーカードがあれば写真は持参しなくてもOKですが、以降失業認定日に毎回マイナンバーカードの提示が必要になります。

 

ハローワーク訪問前に記載・登録など実施した方が良い内容

オンライン求人登録

ハロワークのインターネットサービスから求職者マイページアカウント登録し、当日登録した旨をQRコード等印刷して持っていくと求人登録の手続きが簡素化できます。

 

離職票1と2へ必要項目の記載

離職票1には、青で囲んだ払込希望金融機関を事前に記載しておきました。

離職票1の記載方法・記載例(早期退職)


 ※外資やネット銀行の一部は対応してない可能性もあります。

 

離職票2には、青で囲んだ離職者記入欄、具体的事情記載欄(離職者用)、署名を記載しました。

離職者記入欄等で事業主の記載に不服や相違があれば未記載のままハローワークで記載について相談すれば良いと思います。

自分は早期退職を会社へ希望して退職ですが、会社の就業規則で50歳以上は定年扱いにすると言う決まりがあったので「早期退職優遇制度、選択定年制度等により離職(離職区分:2E)」に記しがついており通常の定年退職と失業保険の取り扱いは同じになります。会社の規定により自己都合退職になる場合もあるようですので、ご注意ください。

定年退職扱いの場合、自己都合による退職扱いにはならないので給付制限期間による待機延長もなく待機期間は7日間のみで済みます。

離職票2の記載方法・記載例(早期退職)


 

離職票の離職区分と失業保険の制限や優遇については以下を参照ください。

離職区分失業手当の2ヶ月給付制限期間有無失業手当の給付日数の優遇有無
1A,1B,2A,2B,3A,3B
2C
2D,2E,3C,3D
4D,5E

 

ハローワークでの手続き

ハローワークに入ると総合受付があったので、そちらで離職して求人と失業保険の手続きがいたい旨、伝えました。

まず、「雇用保険の受給資格に関する確認書」を記入して失業手当の手続きに行ってくださいと言われました。ネット等の情報では求人の手続きを先にすると記載されている所が多いです。

「雇用保険の受給資格に関する確認書」は離職日、現在仕事をしてないか?、仕事が現在できるか?、学校へ通学してないか?など質問されます。現在即時仕事に付ける状態で、別の仕事等をしてなければ問題ありません。

 

失業手当の手続きは13:30くらいに伺いましたが1名待ち程度でした。

2Fの受付で担当の方に離職表1,2やキャッシュカード、マイナンバーカード等を見せて手続きしてもらいます。基本的には事務的に手続きするだけです。

次回のハローワーク訪問すべき日程が確定します。最初にハローワークへ行ってから28日毎(4週間毎)に訪問日が決まりますので、何か予定が決まっている方は、そこを避ける感じで最初に訪問したほうが良いです

雇用保険説明会は現在実施してないとのことで、次回の失業認定日までに通常の求職活動が1回必要です

 

待ち時間も含めて30分程度で失業保険の手続きが終了し求人登録の窓口に伺いました。こちらは待ち時間0で手続きできました。

事前にオンラインで登録した際の「求職番号のQRコードと番号を印刷した紙」を渡して登録内容を確認や質問を受けます。

職員さんにいろいろ聞かれてその場で修正したものもありましたが、記載が大変そうなとこは後でネットで自分で修正しときますで、お話は終わりました。

基本的には、これからやりたい職種や労働環境等もふまえ検討していきますで、お話させて貰いました。求人登録は15分程度で手続きは終了しました。


初めてのハロワークで勝手が良くわからなかったですが、言われるがままに手続きして終了という感じでした。手続きの所要時間は45分ほどでした。

 

失業保険の決定事項

今回の求職登録と失業保険の申請で以下が確定しています。

・定年退職者、給付期間150日(5ヶ月間)

・給付制限期間 無

・待機期間  7日間

・次回の訪問日までに1回の求職活動が必要

 

次回訪問となる「失業手当の認定日1回目」の求職活動の内容や質問事項等は以下で紹介してます。

失業手当の認定日1回目 求職活動と何を聞かれた?


国民健康保険への加入について

ハローワークで手続きを済ませた際、国民健康保険への加入の手続きも一式貰いました。

自分は離職票と別に退職証明書を会社に請求して貰っていたので、離職票が届く前に国民健康保険へ加入手続きを実施していました。

まだの場合、このタイミングで実施するのかと思います。

退職後の本人と配偶者の国民年金への加入手続きと注意点


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50代で早期にセミリタイヤしたソラと言います。 本BLOGでは、セミリタイヤ後の生活や、退職前後の手続きなどを紹介しています。 筆者は投資歴が20年ほどあり運用経験も多岐に渡り豊富です。 過去の成功談、失敗談もふまえ、セミリタイヤ後の生活を見据えた運用手法なども紹介しています。

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